プロトレックスマートは、登山者を始めとするアウトドア派向けのスマートウォッチです。
時間だけではなく、「方位」「高度・気圧」「温度」などがわかる機能も付いており、登山をサポートしてくれます。

プロトレックスマートは生産終了したの?
プロトレックスマートを探していたのに、売っていないなんてとてもがっかりですよね。
販売終了になった理由とあわせて、代替品がないか調べました。
\ プロトレックスマートの代替品はこちら /


プロトレックスマートってどんな商品?


カシオ計算機が販売するプロトレックスマートは、方位・気圧・高度・温度を計測できる小型センサーを搭載しているスマートウォッチです。
スマホを取り出さなくても手元で必要な情報を確認できるため、登山やサイクリング、ウィンタースポーツを楽しむアウトドア派に人気を集めました。
スマートウォッチの多くは省電力のため時刻を常時表示しませんが、プロトレックスマートは常に時刻が見えるよう設計されており、時計としての役割もしっかり果たしていました。



常時時刻がわかるようにするのは、時計メーカーとして譲れない部分だったそう。
プロトレックスマートが生産終了になった理由は?


プロトレックスマートが生産終了になったと考えられる理由はこちらです。
- Apple Watchとの競争に負けた
- YAMAP Wearアプリのサポート終了
- 事実上の生産終了
くわしく見ていきましょう。
1.Apple Watchとの競争に負けた
ヤマレコやYAMAPがApple Watchに対応するようになり、スマートウィッチのシェアを奪われたことが考えられます。
地図が見れるスマートウォッチ、CASIOのプロトレックスマート買ったんですが、充電がクソダサい 対してapplewatchスタイリッシュ pic.twitter.com/EvqJZsC7Rc
— ペン🦀 (@sharppencilman) March 24, 2019
プロトレックスマートのユーザーが競合他社に流れてしまい、売り上げや利益が減ったため、生産終了に踏み切った可能性があります。
また、Apple Watchの方がスタイリッシュであるという声も多く、機能性ではなくデザイン性で負けたのかもしれません。
2.YAMAP Wearアプリのサポート終了
2023年3月に、プロトレックスマートに搭載されていた登山アプリYAMAPのサポートが終了しました。


「YAMAP」は地図のオフライン閲覧や現在地の確認、心拍数や標高といった登山データの取得が可能で、多くの登山者にとって欠かせない存在でした。
プロトレックスマートはこのYAMAPと連携できる点が強みでしたが、2023年にサポートが終了。
よって製品の価値が下がり、後継モデルを出すことなくシリーズ終了に向かったとみられます。
3.事実上の生産終了
カシオ計算機から公式に発表されていませんが、プロトレックスマートシリーズは2020年に全機種生産終了しています。
なんとなく新しく腕時計が欲しいなと思って調べてたらプロトレックスマートって生産終了してたんだな。 pic.twitter.com/gpbc1xnsp2
— (笑)ゆーき☆ (@itukiisami) May 12, 2021
公式ホームページにプロトレックスマートの掲載はなく、各販売サイトでも生産終了と表記されています。
また、2019年に発売されたプロトレックスマートWSD-F30を発表して以降、新機種のリリースがありませんでした。
このことから、ユーザーの間では事実上の生産終了として認識されています。
プロトレックスマートは代替品や類似品はあるの?


プロトレックスマートがなかなか手に入らないなら代替品や類似品を探してみましょう。
プロトレックスマートの代替品(類似品)はこちら。
- ガーミン
- Apple Watch
ガーミン


デザイン性が高く、幅広い機能を持ち合わせているガーミンは、アウトドア派から人気を集めています。
高精度なGPSと日本の詳細な地形図が搭載されており、登山やアウトドアに最適なスマートウォッチです。
充電式の大容量リチウムイオンバッテリーを搭載しており、GPSモードでは最大180時間の駆動が可能。



長時間の縦走やテント泊が続く登山でも、安心して使える仕様になっています。
ガーミンの人気は、たくさんあるスマートウォッチの中でも1・2位を争うほどですよ!
自分は気圧の変化が30分でアップデートされるプロトレックを使ってます^ ^
— Kaz@FMStayGold.com (@kaz_sgf) February 13, 2019
Garminも気になってるんですよね。
Garminかプロトレックのスマートウオッチが気になる今日この頃(´・_・`)
Apple Watch
Apple Watchは、YAMAPやヤマレコなどの登山アプリに対応しており、登山中の情報確認がスムーズに行えます。
また、iPhoneと連携することで、通知や通話、ヘルスケア管理まで1台でこなせる高い多機能性も魅力です。
なかでも「Ultra」モデルは、防水性・耐久性に優れており、ライトな登山から日常使いまで幅広く活躍します。



週末のレジャーや健康のために登山したい人におすすめ。
プロトレックスマートから、アップルウォッチにしようか考えてる。。。
— レム@生きる事が精一杯 (@rem_rx8) June 17, 2022
ガーミン。。。
プロトレックスマートのよくある疑問
プロトレックスマートについてよくある質問をまとめました。
- いつ発売された?
-
2016年3月に、初代モデルWSD-F10が発売されました。
- なにが人気?
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YAMAPのアプリが使えるのでオフラインでも地図が確認でき、高精度なGPSを搭載しているので登山中でも正確に現在地がわかると人気でした。
- バッテリーの寿命は?
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WSD-F30は約1.5日です。
搭載されている「エクステンドモード」を使用すると最大3日間、「マルチタイムピースモード」で約1ヶ月となります。
- F40はいつ発売?
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WSD F40が発売されるという公式の情報は今のところありませんでした(2025年5月現在)。
最後にリリースされたプロトレックスマートは「WSD-F30」(2019年発売)で、それ以降は新モデルの展開がなく、シリーズ全体が生産終了となっています。
- 修理してもらえる?
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2024年10月5日に発生したシステム障害の影響で、修理依頼が一時停止されていましたが、12月9日から受付を開始しています。
WEB修理受付サービスは、2025年4月16日から再開しています。
まとめ
今回は、プロトレックスマートが生産終了しているのか、ウワサの理由について調査しました。
高精度なGPSとオフラインでカラー地図を表示できる機能が搭載されているプロトレックスマートは、多くのアウトドアユーザーから支持されてきました。
バッテリーのロングライフ化で駆動時間が延び、登山用スマートウォッチの最高峰といっても過言ではありませんでした。
登山をもっと自由に、もっと快適に、あなたのアウトドアライフを支えてくれる相棒を探してみてはいかがでしょうか。